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【スターオーシャン6】を全力レビュー!100時間プレイして感じたこと!

2022年11月25日

こんにちは、すてるとんです。

今回はスクウェア・エニックスから10月27日に発売された新作ゲーム「スターオーシャン6」についてプレイした感想を書いていきます。

お恥ずかしながら、スターオーシャンシリーズ自体はスターオーシャン6が初プレイな私です。

というよりスクウェア・エニックスのゲーム自体あまりプレイしたことがなく、強いて言うなら昔スパーファミコンで作られた「スーパーマリオRPG」が一番熱中した程度です。

そんな私ですが、今回はPVで魅力を感じたこともあり、スターオーシャン6を思い切って購入、そしてプレイしてみました。

購入してから知ったことですが、前作はかなり酷評されていたらしく、シリーズ復権なるかが今回の注目ポイントの一つだったようです。

そんな今作「スターオーシャン6」ですが、全くスターオーシャンシリーズを知らない私がプレイしてみて、どう感じたのかをレビューしていきます。

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スターオーシャン6とはどんなゲームなのか(感想など)

どんなゲーム

スターオーシャン6はシームレスな戦闘が魅力のハイスピードアクションRPGです。

ダブルヒーローシステムを採用しており、男性主人公のレイモンド、女性主人公のレティシアのどちらかをストーリー開始時点で選択し、以後はそれぞれの主人公視点で物語が進行します。

ストーリーの根幹はどちらの主人公を選んでも同じですが、ストーリーの所々で別行動をすることがあり、それぞれの主人公をプレイすることでストーリーを相互補完しあうように作られています。

そのため、ストーリー自体はどちらを先に選んでも同じですが、主人公を変えることで「あ、この時はこんなことがあったのか!」と気付ける面白い構成です。

主人公もレイモンドとレティシアで戦闘スタイルが異なり、一発の威力が高いパワータイプのレイモンド、手数とスピードでスタイリッシュな戦いをするレティシアと、それぞれ使いこなす必要があります。

また、スターオーシャン6の面白い所は、いつでもプレイアブルキャラクターとパーティメンバーを切り替えられる点です。

私はPS4でプレイしたのですが、PSの場合は方向キーの上下でプレイアブルキャラクターを変更でき、戦闘中に敵との相性によってパーティメンバーを切り替えられます。

もちろん、一度パーティメンバーを変えると一定時間は変更できなくなりますが、シームレスバトルという本作の特徴を生かした上手いシステムだと感じます。

ストーリーボリュームも丁度よく、スムーズに進めれば50~60時間でクリアできるでしょう。

良くあるムービーばかりが多いゲームではなく、ほどほどにムービーやイベントもありつつ、戦闘が中心という印象です。

ストーリーで唯一残念だった点があるとすれば、もう少し星の世界を色々回ってみたかったというとこでしょうか。

一つひとつフィールドがかなり広いため、それほど気にはなりませんが、もっと星の世界を駆け回れたらもっと世界観に浸れたのではないかと思います。

総合してプレイした感想を語るなら、間違いなく名作と言っていいレベルです。

ストーリーも王道RPGらしさがありつつ、若干の意外性もありました。

シリーズファンから見るとどうかはわかりませんが、初めてプレイする人でも入りやすい作品だったと私は感じています。

アクションゲームが苦手な方には少し難しいところも

アクション苦手な方には

スターオーシャン6はハイスピードアクションRPGで、フィールドでもシームレスに戦闘が始まります。

そのため、油断すると次々と戦闘が連続で始まり、体制立て直しが間に合わないこともあります。

また、無制限にいくらでも攻撃できるわけではなく、キャラクターはAPというゲージによってスキルを使用できるシステムです。

APは自然回復するのですが、大技を使うには多くのAPを必要とするため、コンボを繋げるためにはAP管理が鍵になります。

APは特定のアクションをすることで増加し、敵の攻撃を受けると減少します。

つまり、いかに効果的にダメージを与えつつ、敵からの被弾を減らすかが戦闘攻略の重要なポイントです。

敵はフィールド内を動き回るため、常に死角の敵も気にしなければ、あっという間に囲まれてやられてしまいます。

中でも、戦闘に慣れていない序盤の強敵が「マザーワーム」です。

スターオーシャン6には、相手をかく乱してスタンする「ブラインドサイド」というテクニックがあるのですが、マザーワームには目がないためブラインドサイドが成立しません。

マザーワームは怯みにくいうえ、広範囲を自分のほうに吸い込む高威力攻撃、鬼のような追尾性能と威力を誇る遠距離魔法を連発してきます。

加えて、定期的に小さいワームを召喚するため、手間取るほど不利になる序盤の鬼門です。

この他にも厄介な敵が数多くおり、常時滞空している「聖鳥サムパーティ」など、「これどうすんだ?」と思うような敵が出てきます。

そのため、アクションゲームが苦手な人には少し難しく感じるかもしません。

一応、難易度を「EARTH」に変えれば、敵も少し弱くなりますが、スターオーシャン6の戦闘システムに慣れるまでは大変だと思います。

RPGに新しい風を吹き込む作品になりえる…と思う

新しい風

スターオーシャン6はオープンワールドと見紛うほど一つひとつのフィールドが広大で、その中でシームレスな戦闘を繰り返すRPGです。

PS4でもロード時間はそれほど長くなく、シームレス戦闘のことを考えると、むしろロード時間は短いのではないかと思います。

PS4では画質優先にすると重くなるため、基本的にフレームレート優先がおすすめですが、XBOXやPS5なら画質優先でも楽しめるはずです。

スターオーシャン6で何より楽しいと感じたのが、前後左右への移動だけでなく、DUMAを使用して上下にも自由な移動ができることです。

浮遊した足場などを見つけると、「ここは飛んでいけるかな?」とつい気になってしまい、色々な所に届くか試したくなります。

シンプルに探索の幅が広がるとともに、まだ見つけていない道を見つけるのが楽しみに繋がり、RPGを初めてプレイした時のような新鮮なワクワク感を楽しめます

フィールド移動はDUMAを使用したり、ファストトラベルを利用したりすることで、ほとんど不便さを感じることもありませんでした。

また、次に向かうべきポイントが常に示されるので、RPGあるあるの「次の目的地がわからない」というイライラもありません。

個人的には、RPGに慣れていない人でも、スターオーシャン6を入門編にしてRPGを楽しんでほしいと思うくらいの作品です。

スキルポイントを使用して各種スキルを強化したり、アイテムクリエイションで自分だけの武器・防具も作れたりするため、やり込み要素もかなり豊富です。

スターオーシャン6は2022年でもトップクラスのRPGだと思います。

2周目引継ぎはないので注意!

スターオーシャン6はどちらかの主人公を選択すると、クリアしても2周目にデータが引き継がれることはありません。

もう一人の主人公のシナリオを見たいと思ったら、また1から攻略しなければならない点だけ注意してください。

ストーリーは基本的に同じなので、主人公で視点が変わりそうなシーンだけ見れば、後はスキップしても問題はありません。

エンディングは主人公それぞれで8種類ずつあり、合計で16種類でエンディングをコンプリートできます。

2人目の主人公を始める頃には戦闘にも慣れているとは思いますが、RPGなのでそれなりに時間はかかる点だけ覚悟しておきましょう。

ですが、私のようにスクウェア・エニックスのゲームに慣れていない人間でも楽しめたので、ぜひレイモンドとレティシア、この記事を読んだあなたもそれぞれの主人公視点を楽しんでみてください!

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