こんにちは、すてるとんです。
随分久しぶりの投稿になってしまいました。
仕事や趣味、試験などで忙しく、そちらにかまけて更新できていませんでした。
久しぶりの記事なので、リハビリがてら書いていこうと思います。
今回題材にするのはタイトルにもある通り、「エルデンリングの過疎化」についてです。
私を含めて今でもエルデンリングを遊んでいる人の中には、最近こんな風に思っている人も多いはず。
「前はしょっちゅうマッチングしたのに今は全然マッチしない」
「侵入マルチしようとしてもなかなか侵入できない」
「攻略を手伝ってもらおうとしてもサインがない」
こんな思いを抱きつつプレイしているのではないでしょうか。
私もマルチの召喚サインを出しても30分、下手をすれば1時間待ってもマッチングしません。
そこで今回はなぜエルデンリングから人が減っているのか、その理由として個人的に考える残念なポイントを7つ紹介します。
また、今後への期待も込めて改善案も書いてみますので、同じエルデンプレイヤーも「こうだったらいいな」と考えてみてくれると嬉しいです。
エルデンリングの7つの残念ポイント
それでは早速7つの残念なポイントを紹介します。
あくまで個人的に感じていることであって、これが問題の本質であると断言するものではないので注意してください。
- マッチングがしにくい
- 周回するには重すぎる
- ボスとの再戦ができない
- コレクション要素で満足してしまう
- 特定の武器・防具ばかり使ってしまう
- ストーリー・クエストにやりこみ要素が少ない
- DLCが来ない
マッチングがしにくい
プレイしていて「エルデンリングが過疎ってる」と感じるのは、やはり「マッチングしにくい」ことが大きな要因です。
エルデンリングはPVEでもPVPでも協力要素があるのですが、待てど暮らせどマッチングしにくいのが現状です。
というのも、ゲーム発売から4カ月以上が経過し、ほとんどのプレイヤーは複数回周回しています。
複数回周回すれば獲得ルーンは増え、レベルを上げる人が多いでしょう。
対人戦ではレベル150帯が人気ですが、それ以外のレベルはまちまちです。
私も8周目でレベル350を超えており、レベル帯によるマッチングの制限を受けています。
レベル310を超えると無制限帯に入るようですが、そのレベルのプレイヤーはほとんどが対人で遊んでいます。
時々攻略組もいますが、曜日と時間帯が合わなければそもそもマッチングなどするはずもありません。
私はPVPよりもPVEをプレイヤー同士で楽しみたいタイプなので、正直今のエルデンリングの状況は辛いです。
狩人で召喚されることはあれど、対人よりも攻略に力を入れているため、対人の勝率はせいぜい4割程度です。
マッチングについての改善案は後述しますが、残念なポイント1つ目は「マッチングがしにくい」こととなりました。
周回するには重すぎる
次の残念なポイントは、「周回するには重すぎる」という点です。
ここでいう重さはストーリーだけでなく、マップの移動、ロード時間、デミゴッドとの戦闘など諸々を含みます。
RTAのように速さを追求しているプレイヤーならともかく、一般のプレイヤーにとって周回が重く感じます。
例えば、大ルーン2つを得ることで「王都ローデイル」に進入できる点でもそうです。
大ルーンを得るためには、多くの人が「ゴドリック」と「レナラ」を倒しているでしょう。
他のデミゴッドである「ラダーン」や「ライカード」は、ラダーンならラニイベント、ライカードは火山間イベントを進める必要があります。
周回で「戦いたいな」と思うと、その度に各種イベントを進めるためにおつかいイベントを攻略しなければなりません。
しかも周回することで前の世界で開放した祝福はすべてリセットされ、いちいち広大マップを移動して目的地に行く必要があります。
一部の要素だけを楽しみたいと思っても、周回する度に1からやり直しになるためかなりの苦痛です。
闘いになれば楽しいので余計にそこに至るまでの過程が辛く、モチベーションを低下させてくれます。
ボスとの再戦ができない
先ほどの「周回するには重い」から繋がりますが、「ボスとの再戦ができない」というのも残念ポイントです。
エルデンリングではMOBは再配置されるものの、一部の固有MOBやボスモンスターはリポップしません。
これが無印の「ダークソウル」のように、40分以内にクリアできるならそれでもよいでしょう。
「すぐ来れるから1回クリアしてまたやろう」となるからです。
一方、エルデンリングは1周がかなり重く、複数回周回していてもクリアにはそれなりの時間を要します。
実際、私も8周目でNPCイベントのほとんどを無視して、ストーリーだけをやっていてもクリアに5時間以上掛かりました。
そのため、周回が重いなら「ボスと再戦したい」と思うようになるのも自然な流れです。
例えば、私はデミゴッドの「ゴッドフレイ」や「マレニア」との闘いがかなり楽しいので、何回も再戦したいと感じます。
しかし、エルデンリングでボスと再戦するにはデータのバックアップを取り、その都度ダウンロードしたデータを適用しなければ再戦は不可能です。
すべてのプレイヤーがいちいちそんな面倒な真似をしたくはないですから、もっと気軽に再戦できるようにしてもらいたいところです。
再戦についての要望も後述します。
コレクション要素で満足してしまう
4つ目の残念ポイントが「コレクション要素で満足してしまう」という点です。
私が7周目を周回していたとき、ほぼすべての武器・防具が揃い、トロフィーもコンプリートしました。
それまでもコレクション要素を楽しみに頑張ってきましたが、コンプリートした途端にモチベーションが下がったのです。
当然のことですが、ゲームをやる以上は誰もが「自分なりの楽しみ方」を見つけています。
アイテムや装備のコレクションも楽しみ方の1つですから、「もうこれ以上集めるものはない」とわかると途端にやる気がなくなります。
しかもエルデンリングはトロフィーコンプも比較的容易な部類ですから、モチベーションが下がりやすいタイプのゲームです。
コレクション以外のやりこみポイントを見つけていれば別ですが、コレクションにやりがいを持つプレイヤーは離れてしまったのでしょう。
特定の武器・防具ばかり使ってしまう
エルデンリングにはカテゴリー別で100種類を超える武器、防具が登場します。
プレイヤー一人ひとりが好みの装備を見つけ、それを使い続けることを想定した開発のコンセプトなのだろうとは思います。
しかし、問題なのは「特定の武器・防具が優秀すぎる」ことで、優秀な装備しか使われなくなったことです。
例えば、ストーリー攻略を前提にするなら「出血効果」が強い刀系や猟犬、祈祷なら「冷気」や「朱い腐敗」、魔法は遠距離でひたすら打ち続けるだけで攻略できます。
対人なら大山羊装備をつけて冷気派生の特大剣をローリングして使うか、逃げながら魔法を打ち続けるか、戦技をひたすら放つだけです。
せっかく数多くの武器や防具、アクセサリーが用意されていても、一部の優秀な装備に存在を食われてしまっています。
当然優秀な装備で攻略する方が圧倒的に楽ですから、プレイスタイルにプレイヤー毎の幅が出ません。
私の場合は6周目に、あえて裸に鞭のみの縛りプレイをしましたが自分なりに味付けしなければ、プレイが代わり映えしないのです。
プレイヤーが自ら制限をつけるなどの変化を加えなければ、テンプレ装備で攻略が単なる作業になってしまうのが残念なポイントです。
ストーリー・クエストにやりこみ要素が少ない
エルデンリングの残念なポイント6つ目は、「ストーリー・クエストにやりこみ要素が少ない」ことです。
ストーリーは基本的に一本道で、特殊なルートを通らない限りメリナは焼かれ、他のNPCもほとんどが死亡します。
ダークファンタジーらしいとも言えるのですが、そのストーリーゆえにクリアが単純作業になってしまいます。
エンディングを変えようと「狂い火」を受領するにも、高難度の忌み捨てアスレチックをクリアしなければなりません。
ストーリーは一本道なのに、変な部分でイライラさせられるのは本当に苦行です。
また、NPCイベントも大変な割にもらえる報酬が微妙なものや、一度クリアすれば次の周回ではやる必要のないものがほとんどです。
セレン師匠やミリセントイベントのような変化球はあるものの、ほとんどが1回やればもう十分と思えるものなのも残念に感じます。
せめて友好NPCには死亡エンド以外にも、完全生存エンドを全員に用意してほしいと願ってしまいます。
個人的にエンヤ婆さんを死なせないルートが何よりも欲しいです。
DLCが来ない
多くの人が残念に思ったであろうポイント、それが「DLCが来ない」ことです。
6月にアップデートが入り、1カ月以上の無言を破ってようやく「DLCが来たか!」と期待したプレイヤーも多かったでしょう。
私もその一人です。
しかし、その期待は見事に破られ、DLCが来ないことで多くのプレイヤーはゲームから離れてしまいました。
アプデ自体は良い内容でしたが、プレイヤーが期待していた内容と開発の提供した内容に乖離があったからです。
発売から3カ月以上が経過していた時点で、プレイヤーはDLCを期待してゲームを何周もしていました。
多くのプレイヤーは思っていたはずです。
「ワールドマップ中央の雲の謎がようやくわかる」
「各地にあるコロッセオのような建物に新しいマップへの入口が出る」
プレイヤーの期待が大きかっただけに、期待を裏切られたことへの落胆も大きくなりました。
DLCもいずれは来るでしょう。
これまでのソウルシリーズやブラボでもDLCはあったため、これだけ人気のあるエルデンリングでDLCが来ないことはないはずです。
問題はそれまでにどれだけのプレイヤーがゲームを続けていられるかの方です。
神ゲーなのは間違いないですから、早くDLCをください…。
エルデンリングにはこうなってほしい!
では、エルデンリングに今後どうなってほしいのか、個人的な改善案を勝手に提案してしまいます!
個人的にこんな改善があったら楽しそうだなと思っています!
- マッチングのレベル制限・マップ制限解除
- 同じ周回内でボスと再戦できるようにする
- 新しい周回でも一部の祝福を解放状態にする
- 対人のバランスを調整する
- DLCで新マップ・フィールドを用意する
マッチングのレベル制限・マップ制限解除
まずはマッチングでレベル制限がある部分は解除してほしいです。
現状では新規プレイヤーが参入しても、同じ新規プレイヤーともマッチングしにくい状態にあるでしょう。
ただでさえレベル制限でマッチングが分けられているので、せっかくオンラインのプレイヤーがいてもレベル差でマッチングしないのはもったいないです。
また、エルデンリングのマッチングはダンジョンやフィールドの「サイン溜まり」に限定され、地域外とはマッチングできません。
せっかくオープンワールドなのにマッチングしない仕様は残念です。
同じマッチングでも「狩人」はワールドマップ全域で召喚されるのに、通常のマッチングはマップが限定されているのは不便でしかありません。
レベルが問題ならホストのレベルか召喚者のレベルで自動的に補正し、マップもワールドマップ全域にすること、これだけでもプレイヤーの不満はかなり緩和されると思います。
もし可能ならモンハンの掲示板のように、マルチの状況を表示して好きなところに入れるとマルチもやりやすくなるでしょう。
同じ周回内でボスと再戦できるようにする
次に改善してほしいのは「同じ周回内でボスと再戦できるようにする」ことです。
デミゴッドとの戦闘はいずれも楽しいのですが、一度クリアすると次の世界に入るまではもう戦えません。
マルチで戦えるならいいですが、現状ではかつて人気のあったマレニアすら全く召喚されない状態です。
今の状況を改善するには、ボスと自由に再戦できるか、回数制限ありでも再戦できる方法がベターだと思います。
例えばですが、2回目以降はもらえるルーンが半分になっていくなど、多少の制限があっても気にしません。
せっかく楽しい戦いばかりなので、好きなように楽しめないのは残念です。
別ゲーにはなりますが、「メタルギアソリッドTPP」のようにミッション形式にして、ミッションを受領して何度でも戦える形もありです。
いずれにせよ、大祝福からでもボスと自由に再戦できるようになるのを期待しています。
新しい周回でも一部の祝福を解放状態にする
エルデンリングはオープンワールドを駆けまわるのが醍醐味の1つですが、周回を重ねるとそれが逆に辛く感じる場面も増えてきます。
ですから、周回でも一部の祝福は解放状態を維持してもらえると、面倒に感じにくくなるはずです。
エルデンリングはワールド各地でNPCイベントもありますから、その性質上どうしても移動距離が長くなりやすいゲームです。
いわゆるレガシーダンジョンや地下墓などを除き、フィールドの祝福は解放状態のままになっていると周回もしやすくなります。
エルデンリングの難点である「1周あたりが重い」という問題も、祝福によって大幅に緩和されると思っています。
鍛石とすずらんの鈴玉は周回で維持されるようになったので、祝福についても解放状態を維持してもらえると遊びやすいゲームになるでしょう。
対人のバランスを調整する
対人のバランスについても、改善してほしい点がいくつかあります。
まず、攻略したいと思っているときにボス前で侵入者が来ると、必然的にそちらを相手にすることがストレスです。
エルデンリングでは協力者は聖杯瓶の数が半減する仕様なので、協力者が無駄に消費されてしまいます。
結局、ボスをクリアしたいところを何回も邪魔されて不愉快になり、最後にはソロでクリアすることになる人もいました。
対人戦を望まない人向けの設定変更は必須ではないでしょうか。
他にも対人で3対1で圧倒的に不利な状況が頻繁にあるので、侵入するだけ損という気持ちになります。
誰もが同じような装備をしているのも問題で、1対3という状況で強靭度の高い装備を着込んで戦技ぶっぱする人、距離を取ってひたすら魔法だけ撃ってくる人ばかりがいます。
対人の仕様上侵入する側が圧倒的に不利で、1対1の真剣勝負などほとんどありません。
1対1で戦いたい人向けのマップや、侵入方法などをアプデに含めてくれることを願います。
DLCで新マップ・フィールドを用意する
いつかは来るでしょうが、早くDLCで新マップとフィールドが来てほしいですね。
ワールドマップ中央の何かを隠している雲、マップの外側に見られる雲、円形の構造物など明らかに何かが来るであろうポイントは随所に見られています。
問題はいつ来るのか、という一点です。
最近ではプレイヤーが減ってきているのは確かですから、少しでも早くDLCが来ることが望ましいでしょう。
今はビッグタイトルである「モンハン」に注目が集まっているので、このままではプレイヤーはどんどんそちらに流れていくはずです。
1日も早いDLCアップデートの報告が待たれます。
さいごに
エルデンリングについて、私が個人的に考えている課題、そして改善策を紹介しました。
発売前から「約束された神ゲー」とまで言われたエルデンリング。
長い沈黙を破って発売されたビッグタイトルが、このまま衰退していくのは私としては非常に残念であるとともに悔しいです。
プレイヤーの身としては「あとちょっとこうなれば…」と思うところばかりで、惜しいと感じることが多いです。
プレイヤーが徐々に離れているのは事実ですが、ここから返り咲き、プレイヤーに長く愛されるゲームになることをひたすら願っています!