【ASSASSIN'S CREED MIRAGE】プレイしてみた感想を率直に

だいぶ時間は掛かりましたが、ようやくアサシンクリードミラージュをクリアしました！

アサシンクリードシリーズは初プレイだったのですが、やってみるとシリーズ未プレイ者にも楽しめる内容になっていました。

今回はアサシンクリードミラージュをクリアしてみた感想、どのくらいの時間でクリアできるのか、良い点・ちょっと残念だった点を率直に語っていきたいと思います。

クリアまでは25～30時間程度

アサシンクリードミラージュはクリアまでに大体25～30時間になるかと思います。

ただし、これは色々なアイテムを集めたり、クエストもある程度進めることが前提です。

単にストーリーをクリアするだけなら、1周目でも20時間以内に終わるでしょう。

私の場合は設計図集めや依頼、各種の物語もそこそこ完了しながら進めたので、その分クリアに時間がかかりました。

アクションゲームに慣れている人なら、もっと早く終わるのではないでしょうか。

難易度はやや簡単

アサシンクリードの他シリーズをプレイしていないので比較はできませんが、アサシンクリードミラージュはそれほど難しくないと感じます。

最初こそパリィと回避の使い分けが大変ですが、慣れてしまえば戦闘もシンプルで大抵の敵は楽に倒せます。

基本的に暗殺が主体で直接の戦闘は少ないため、その点も難易度が簡単に感じた理由かもしれません。

アサシンクリードミラージュの良かった点

アサシンクリードミラージュで良かったところを挙げると次のポイントです。

• オープンワールドでシームレスな移動と戦闘
• シンプルな操作
• 敵の位置や目的地が把握しやすい
• ストーリーの壮大さ

オープンワールドでシームレスな移動と戦闘

アサシンクリードミラージュの良い点の1つ目は、オープンワールドをシームレスに移動でき、戦闘もその場で始まる点です。

ワールドは非常に広いので、高台でシンクロを行ってファストトラベルを開放する必要はあるものの、ロード時間もそれほど長くありません。

マップ移動にいちいちロードを挟むことがないため、移動時間がストレスにはならないのが良いところです。

また、敵に見つかったらその場で戦闘になり、ラグやロードもないため、戦うか逃げるかを即座に決められるところも良い点に感じました。

シンプルな操作

最近のアクションゲームにありがちなコマンドを押してコンボにしたり、緻密な操作を求められたりしないところも良い点です。

アサシンクリードミラージュでは、PS5なら〇ボタンで屈み、×ボタンでジャンプや壁登り、攻撃はR1とできることが非常にシンプルです。

主人公のバシムにはレベルなどの設定もないので、倒そうと思えばどんな敵でも倒せる点も良いところでしょう。

アクションゲームの複雑なコマンドが苦手な人でも、それほど苦労せずに操作方法が覚えられそうです。

敵の位置や目的地が把握しやすい

主人公は十字キーの左でイーグルビジョンを発動し、一定距離の敵や宝箱を発見できます。

また、十字キーの上ボタンでエンキドゥを呼べば、広範囲の宝箱や次の目的地などもマーキングできます。

プレイしていて次にどこへ進めばいいのか、宝箱がどこにあるのかなどを把握しやすいところも良い点でした。

もちろん、どちらも万能な能力ではないですが、使っておけば敵との戦闘を避けられるので、ストレスを感じずにプレイできました。

ストーリーのわかりやすさ

アサシンクリードミラージュは、9世紀ごろに栄えたアッバース朝を舞台にしています。

私自身はイスラムの文化に詳しくはありませんが、実在したアッバース朝をバックボーンに作られたようです。

主人公は政治腐敗の原因を討伐するというわかりやすい目的がある点が良いところです。

日本語翻訳も比較的わかりやすかったため、ストーリーの理解を助けてくれました。

ちなみに、私は本作を機にイスラム教への関心が強くなり、世界の宗教に関する本を購入しました。

イスラム教やその文化などを理解すると、よりストーリーが面白く感じるでしょう。

アサシンクリードミラージュのちょっと残念だった点

アサシンクリードミラージュをプレイしていて、ちょっと残念だった点や大変だった点も紹介します。

• 敵のバリエーションが少ない
• 敵のAIが弱いので隠密が簡単
• 画面酔いしやすい
• 次の目的地や自分の位置がわからなくなる

敵のバリエーションが少ない

ちょっと残念だった点を挙げると、まず敵のバリエーションが少ないことです。

本作で登場する敵は、大まかに分けると次の3パターンです。

• ボスキャラ→独自の立ち回りをする
• 一般兵（剣・弓・槍）→強力な攻撃を時々使用してくる
• 中型の強敵→強力な攻撃が中心

この他に動物系の敵もいますが、特に警戒すべき点はないため割愛します。

上記の3タイプの敵が、陣営による色違いで登場するだけです。

そのため、基本的に一般兵と強敵に関しては、同じ攻撃パターンの繰り返しで、一度戦い方を憶えればワンパターンな戦いになりがちです。

ボスに関しては独自の立ち回りはするものの、ほとんどが近接攻撃なのでやることは変わりません。

つまり、敵兵の特性に応じた対策などはほとんどなく、パターンを憶えればほぼごり押しで勝てます。

敵のAIが弱いので隠密が簡単

敵のAIが弱いため、隠密が簡単すぎる点も少し残念ところです。

敵はバシムを視界に収めると注目するのですが、注目してから警戒するまでにかなりの猶予があり、しかもその間に草むらに隠れれば見つかりません。

また、草むらに隠れた状態で敵を暗殺すれば、敵に姿を見られる心配もまずありません。

隠密が難しすぎても難易度が上がりますが、本作の場合は簡単に感じるレベルでした。

画面酔いしやすい

私がアサシンクリードミラージュをプレイしていてつらく感じたのが、画面酔いです。

バシムが走る際は画面が微妙に左右に揺れるため、注視していると徐々に気分が悪くなってくるので注意しましょう。

中でも私が最もつらかったのは、エンキドゥの視野で俯瞰している時です。

横揺れに加えて独特の縦揺れもあるため、頭痛がするほどの画面酔いに苦しめられました。

正直、FPSやTPSで画面酔いしやすい人には、あまりおすすめできないポイントです。

次の目的や自分の位置がわからなくなる

海外のゲームによくあるパターンですが、次の目的が明示されないため、自分が何を目的にすればいいのかわからなくなる点も少し残念な点です。

本作はメニューの「調査」の項目を選択すれば、すぐに目的がわかるため比較的良心的です。

しかし、次にどこへ向かえばいいのか、何を目的にして行動すればいいのか一瞬わからなくなりやすい点が残念なポイントと言えます。

また、マップで自分がどのあたりにいて、どこに向かえばいいか表示されない時もありました。

マップ周りに関しては良い面もありつつ、若干の不便さも感じました。

総評：ストーリーがわかりやすくプレイもしやすい良ゲー

総評として、アサシンクリードミラージュはストーリーのわかりやすさ、操作性の良さとプレイのしやすさから良作だと感じました。

イスラム圏をモチーフにした複雑な背景も、ストーリーのアクセントとして役立っていたように思います。

終盤のストーリーやエンディングの迎え方について、人によって感じるところは色々あるでしょうが、私としてはかなり完成度の高いゲームと評価しました。

初めてアサシンクリードシリーズをやる人にも、楽しめる良いゲームになっています。

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