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【まおりゅう】転スラ まおりゅう~プレイしてみた#1~

こんにちは、すてるとんです。

最近はコロナが落ち着き始めたおかげで、自由に出歩けるようになってありがたいです。

先日は温泉旅行に行ってきて、久しぶりにゆっくりと温泉に入れるありがたみを感じていました。

温泉は命の選択ですね!

さて、今回は先日リリースされた「転生したらスライムだった件~魔王と竜の建国譚~(まおりゅう)」を2時間ほどプレイしてみたので、その結果と感想を書いていきたいと思います。

私はリリースされてから存在を知ったのですが、結構期待されている作品のようですね。

私も途中までですが転スラの原作も読んでいるので、どのような仕上がりになっているのか期待してプレイを始めました。

プレイしてみた感想としては中々面白い、と感じました。

なぜ面白かったのか、ゲーム性とガチャ、ストーリーなどの側面から紹介していきます。

プレイしてみた総評

まずゲームとしての出来は中々良いもので、目立ったバグやグラフィックのおかしさはプレイした限りではありませんでした。

初心者キャンペーンもあるので、始めるなら今といったところです。

プレイアブルキャラもリリース初期にしてはこのくらいなら十分ですし、これから転スラの登場人物や魔王がキャラとして追加されるであろうと考えれば、キャラ不足やレパートリー不足になる可能性はまずありえないでしょう。

ユーザーがプレイすべき部分と放置しても良い部分がきっちり切り分けられているので、最近のアプリゲーによくある「オートで勝手に進められる」というタイプのゲームではないので楽しめるかと思います。

またキャラグラフィックはアニメ寄りの3Dというタッチで、アニメから入った人にとっても感情移入しやすいです。

原作の絵は良い意味で独特なタッチなので、アニメは万人向けというタッチで入りやすいですからね。

ストーリーもきちんとしており、原作のストーリーをベースにしつつ、ゲームオリジナルのキャラがストーリーに関わってくる感じです。

ストーリーは原作・漫画・アニメを見た人なら振り返りの内容になっているので、思い出を遡りながら楽しめると思います。

反面で全く転スラを知らない人にはやや敷居が高くなるかもしれません。

ただゲームでのストーリーはあらすじのように書かれているので、細かい背景描写は少なく、あくまで原作の根幹部分を崩さない程度になっています・・・。

個人的にプレイしてみた感想はこのような感じで、どのような人に向けた作品かという点を説明します。

「まおりゅう」は個人的に次の人に向いていると感じました。

まおりゅうが向いている人

  • 転スラが好きだけどアクションゲームは苦手な人
  • 転スラにアニメから入った人
  • 小学校~中学校くらいの子どもさん

なぜこのような結論に至ったかというと、まず「まおりゅう」のゲーム性にあります。

「まおりゅう」はよくあるMMORPGタイプの戦闘ではなく、ターン制のバトルであることが挙げられます。

じっくり考えて自分のターンの行動を決めたい人にはおすすめです。

そして基本的にキャラグラフィックがアニメタッチを3Dにしているので、原作や漫画の絵が好きな人には少し物足りなさを感じると思うからです。

原作の挿絵や漫画の絵は結構濃い目のタッチで、人物描写や戦闘シーンにかなり重厚感を持たせているので、アニメの絵ですと少し軽い印象を受ける人がいます。

私も原作と漫画から入った人間だったので、アニメの絵を見た時にやや受け入れにくかったのです。

最後に小学校~中学校くらいの子どもさんに向いているとした理由は、残酷描写の少なさとフルボイスであること、そしてアクション性の少なさからです。

転スラ原作では割と敵がバサバサ死んでいきますし、特に魔王になる際の戦闘では2万人を殺戮するシーンが中々えげつないと思います。

「まおりゅう」ではその手の残酷描写が省略されており、特に最初のゴブリン村での戦闘もウルフ達との戦闘は割とあっさり描かれています。

原作ではウルフのボスの首を切ってますからね。

またフルボイスなので漢字やストーリーがわかりにくくても、耳で聴くことができて理解しやすくなっています。

そして先程も述べたとおり、ターン制バトルなので手の小さい子どもさんでも問題なくプレイ出来るでしょう。

以上の理由から私は上記の人に向いているゲームだと評価しました。

バトルはスキルチェイン、バトル外では箱庭要素あり

「まおりゅう」の戦闘は「技能」「加護「奥義」の3種類から同じものを出来るだけ多く選択することで、ダメージアップを狙って敵を倒すシステムになっています。

ボス戦のみの場合を除き、敵は3WAVEなので戦略性が重要です。

戦闘に出られるのは一度に3人までですが、控えのキャラも進め具合で開放されます。

また加護キャラというものを設定でき、加護ゲージをマックスにすることで選択できるコマンドを変更することもでき、ボス戦では一気に大ダメージを狙えるのは爽快です。

いかに効率よく敵を倒すコマンドを選び、かつボスに向けて力を温存しておくかという戦略が鍵になるゲームです。

戦闘以外では箱庭要素があり、これが「建国譚」というサブタイトルの所以ですね。

建築すると時間経過で施設が追加され、住民が増えたり、キャラのレベルアップがしやすくなったり、強化アイテムを作成出来たりするので、積極的に建築することが強くなるためには重要になります。

住民が増えるというのも転スラの世界観を再現していて、ファンにとっては嬉しいポイントです。

そして建築して建物を増やし、建築した建物を発展させることで町中でのフリー移動でも町並みが変化します。

最初は建物がいくつか建造出来る程度ですが、将来的には魔物の国テンペストらしい町並みになるようです。

地道な積み重ねが強くなるためには大事ということですね。

キャラガチャは比較的出やすい

ガチャで排出されるキャラは☆3~☆5までで、☆3でもストーリーで出てきたキャラばかりなのでファンにとっては「こいつも出るのか!」と思えるものばかりです。

ソウエイやハクロウといった鬼人族のキャラは、原作で進化前の姿である☆4バージョンと進化後の☆5バージョンがガチャでそれぞれ排出されます

原作再現なのか、進化しているのだから当然なのか性能も☆5のほうが優れています。

ただし、低レアリティでも素材を集めることで成り上がり☆5・☆6になることも出来るので、低レアリティ=弱いと一言で断じることはできません

ちなみに☆5のガチャ排出率は4%、戦闘キャラが3%加護キャラが1%という内訳になっています。

最近のスマホゲーにしては比較的良心的な☆5排出率ではないでしょうか。

チュートリアルで貰えるリムルとシュナを除くと、ガチャ30回分で☆5キャラが4体(戦闘キャラ3、加護キャラ1)出たので確率以上に最高レアリティは出やすい印象です。

もちろん偏りはどうしてもあると思いますが、一部のゲームのようにレアキャラが出なすぎて10万円単位の課金が必要という事態にはならないでしょう。

今ならチュートリアルをクリアすればガチャチケットが30回分貰えるので、スタートダッシュには良い時期です。

改善してほしいところも

ここからは「まおりゅう」で改善してほしいと感じたところを3点紹介します。

ここは改善してほしい

  • 時々コマンド選択でエラー落ちする
  • ロードはもう少し短くしてほしい
  • 戦闘に迫力が足りない

まだまだプレイして間もないですが、その中で感じたのは以上の3つです。

時々コマンド選択でエラー落ちする

戦闘やホーム画面でアイコンをタップすると、稀にですがエラーでタイトル画面に戻されてしまいます

ゲームに戻れば落ちたところから再開できるので、ゲームそのものには影響は全くありませんが、ゲームをプレイする人にとってはいつエラーで落ちるのかの恐怖を常に抱えるのは結構ストレスです。

ゲーム容量は初期ダウンロード800MB以上、ゲームデータのダウンロードで2.2GB以上の合計3GBを超える大容量なので、エラーの原因を探すのは大変だと思いますが、快適なプレイのためには改善してほしいところです。

ロードはもう少し短くしてほしい

ゲームは合計3GB、3Dでフルボイスであるため処理速度にも影響されるのでしょうが、ロード時間がやや長いと感じます。

シームレスに画面を切り替えられるのが理想ですが、これだけの大容量ですから難しいこともわかります。

ですが、画面切り替えで4~5秒掛かるのはプレイヤーとしてはやや長いと感じる部分です。

戦闘ではもっと時間の掛かることもあったので、今後はロード時間の短縮も課題になるのではないかと思います。

戦闘に迫力が足りない

これはあくまで個人的な感想ですが、奥義の演出をもっと迫力アップしてほしいと感じます。

原作をそのまま再現しようとすると中々難しいものはあると思います、例えばミリムの攻撃は一撃で山くらい軽く吹き飛ばしますからね。

とはいえ、奥義はもう少し演出を派手にしても良いです。

あまり派手なフラッシュはご時世的に厳しいのでしょうが、転スラはリムルや仲間たちの派手なバトルが売りの1つなので、バトルは改善してほしいですね。

さいごに

「まおりゅう」は原作の良いところを上手く引き出している作品だと感じるので、ゲームとしても完成度は高いと感じました。

特に大賢者のアニメ再現度は素晴らしいですし、大賢者によるゲームガイド機能は「こうやって使ってきたか!」と思わず感心しました。

ポテンシャルは高いゲームだと思う本作なので、これからも転スラのようにどんどん進化していってほしいです!

今後も少しずつ進めながら、感想や気づいたことがあれば更新していくつもりです。

これからの「まおりゅう」の発展には目が離せませんね!

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