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【猫とスープ】ほのぼの癒やし系シミュレーション「猫とスープ」プレイレビュー

こんにちは、すてるとんです。

毎日FPSやTPSシューティングゲームを嗜んでいると、争いばかりで心が荒むこともありますよね。

身体は闘争を求めるものですが、時には癒やしもほしい、そんなときにやりたいゲームこそ「猫とスープ」です。

猫とスープはタイトルの通り、猫がスープを作るだけのゲームです。

何が面白いというわけではないのですが、ただ猫がスープ作っている姿にひたすら癒やされます

今回は「猫とスープ」を楽しんだので、ぜひプレイしたことのない方にも知ってほしいと思います。

何も考えずに眺められるゲームなので、スキマ時間にもピッタリですよ!

猫とスープとは

アプリ「猫とスープ」は「HIDEA」が制作した放置系シミュレーションゲームです。

HIDEAについてはHPも確認しましたが、韓国語で書かれており解読できず、細かい内容もなかったので正直よくわかりません。

無料の開発ソフトウェアである「UNITY」を使用した無料ゲームなので、ひょっとしたら個人で制作したゲームかもしれません。

細かい企業情報はこのあたりにして、「猫とスープ」について解説します。

猫とスープは森の中にある巨大なスープ鍋で猫がひたすらスープを作り、その売上で猫の住処をどんどん広げていく放置系シミュレーションゲーム。

ビッグタイトルではありませんが、アップストアのシミュレーション部門で売上ランク2位になったこともある優良ゲームです。

プレイストアでのレビューも好評なものが多く、2021年11月30日時点で評価は☆4.8とかなりの高得点です。

森の中ではデフォルメされた猫がスープを作ったり、走り回る姿は見ているだけで癒やされます。

ゲームシステムとしては「漂流少女」や「ギター少女」と似たシステムで、スープで稼いだお金を活用して設備を拡張していく仕組みです。

アクション要素やQTEのような制限時間制のコマンドは一切なく、ひたすら猫が作るスープを売って施設を拡充し、アバターや装備を手に入れて効率を上げていく感じです。

そのため殺伐としたゲームで心が疲れた方には、猫とスープで心を癒やし、再び戦場に向かってもらえればと思います。

少し前のネットミームである「身体は闘争を求める」を体現するゲームと言えるでしょう。

動きが細かくトニカクカワイイ

猫とスープは初期状態だと猫一匹と大鍋があるだけです。

そこから徐々に設備が拡大し、設備も増えていくことで猫の数も増えていきます。

1時間ほど進めたところ、猫は3匹、森の設備も大分増えてきました。

真ん中には鍋でスープを作る猫、左上では人参を「どんどん」と効果音を出しながら切り続ける猫、右上にはキャベツをひたすら下ろし続ける猫が出ました。

ここまではスムーズに進んだのですが、ここからは施設の増築が中々進まず、スープの売上も伸びにくくなったので、時間が掛かりそうです。

画像ではわかりませんが、猫の一匹一匹が結構細かく動いていて作り込まれている様子がわかります。

また上で野菜を切っている猫2匹は定期的にヤシの木やハンモックで休むようで、休んでいる間も細かいモーションがあり、非常に可愛く癒やされます…。

お金が貯まると「CRAFT」で施設を作ったり、施設のレベルを上げることができました。

そして画像右側の猫ですが、それぞれの猫に名前をつけられるようです。

それぞれ名前の下に猫の血統名がついているので、どんな猫なのか想像しやすいのも良いポイントですね。

自分の家の猫と同じように名前をつけられるので、愛着も湧いてきますよ。

画像では麦わら帽子を被せていますが、機能を解放していくともっと色々なアバターが増えるのでコツコツ続けるほど猫が可愛くなっていきますね!

ゲーム性は高くないのでメリハリのある遊び方はないですが、のんびりまったり続けるなら丁度いいアプリですよ。

そしてゲーム性以外で力を入れていると思ったのが、なんとこのゲーム多言語対応なんですね!

日本語、英語、簡体字、繁体字、フランス語など全部で21言語対応でした。

気合を入れる部分がちょっとおもしろいですが、かなりグローバルなゲームですね!

おすすめはすき間時間のプレイ

アプリ「猫とスープ」はのんびり続けるのが楽しみ方のコツだと思います。

そのうえでどういう人に向いているのかです。

猫とスープが向いている人

  • アクションゲームが苦手な人
  • ストーリー性や操作性を求めない人
  • すき間時間にスマホを眺めることが多い人
  • コツコツ同じ作業を繰り返すのが得意な人

私個人の感想でもありますが、猫とスープには複雑なゲーム性やストーリーというものはなく、放置して得た資源を投資して森を賑わせていくゲームです。

そのためアクション性の高いゲーム、複雑なコマンドや戦略性の高いゲームを得意としない人にも向いています。

また一日の内、数時間おきにアプリを開いて資源を回収、森の設備に投資すれば勝手に猫たちが作業してくれるので、スキマ時間にスマホを眺める機会が多い人にもおすすめです。

良くも悪くも画面に大きな変化が生じないゲームなので、コツコツと作業を繰り返すのが得意な人も好みのゲームではないでしょうか。

あくまでのんびりと癒やされながら猫たちを愛でるゲームだと思ってください。

さいごに

プレイストアで☆4.8という高得点を叩き出すゲームだけあって、悪い部分はほとんど見られませんでした。

気になるのはこの手のゲームは収益性がどうなのか、ということですね。

生々しい話ですが、ゲームは収益があってこそ次へのトライに繋がります。

猫とスープの場合は、課金をしたところでゲームで強くなるとかランキングで上位になるといった競争の要素はありません

そのためレビューを見ても、ご祝儀的な課金という意見が多く、継続的な収益にはならないでしょう。

今回「猫とスープ」を制作した「HIDEA」が、次回作でどのような作品を打ち出してくるのか、そのあたりも私としては期待したいところです。

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