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【おじねこ】おじさまとねこスーパーミラクルパズル【レビュー】

こんにちは、すてるとんです。

みなさん、パズルゲームは好きですか?

私はテトリスやぷよぷよが子どもの頃から好きで、よく学校にゲーム機を持って行っては没収されていました。

スーパーファミコンでは「ヨッシーのクッキー」というレアなソフトも持っていました。

最近こそパズルゲームをやる機会が少なくなっていましたが、今回は久しぶりのパズルゲームです。

そして、今回プレイしたのは「おじさまとねこ~スーパーミラクルパズル~」です

「おじさまとねこ」は漫画原作の作品で、今回はスクエニによりパズルゲームとしてリリースされました。

パズルとしての完成度が高く、子どもでも楽しめる作品に仕上がっていたので紹介していきます。

それでは早速見ていきましょう!

おじさまとねことは

猫のご主人「神田冬樹」

原作「おじさまと猫」は桜井海先生がスクエア・エニックスとpixivで連載している漫画です

妻に先立たれて無気力になっていた男性が、ペットショップで売れ残っていた猫と出会うことから始まるハートフルストーリーです。

2022年1月の時点では8巻まで単行本が刊行されています。

今回のアプリ「おじさまとねこ~スーパーミラクルパズル~」は、デフォルメキャラではありますが原作のストーリーを再現されていました。

妻に先立たれた男・神田冬樹は、散らかっていた部屋で過ごしますが、友人の助言で向かったペットショップにて猫の「ふくまる」と出会い、徐々に気力を取り戻していきます

売れ残っていた猫「ふくまる」

ストーリーはパズルをクリアしていくことで「羽ペン」というアイテムをゲットし、一定数集めるとストーリーが開放されていきます。

原作漫画を知らない人でもストーリーが時系列に沿って進むため、初見でも安心の内容でした。

パズルはしっかりと作られている

3つ以上の同じピースを繋げることで消すことができる

パズルはピースの位置を変更して、同じ色のピースを3つ以上繋げることで消していくシステムです

ルールは下記の通り。

  • 3個を横または縦に繋げるとそのまま消える
  • 4個繋げるとパワーアップピースに変化する
  • 5個繋げると爆弾やレインボーピースに変化する

上のルールを駆使して、規定回数以内に同じ色のピースを消したり、特定のアイテムを回収することでステージがクリアになります。

パワーアップピースは使用すると縦または横1列を全部消すことができます。

爆弾なら周囲のピースを消すことができ、レインボーピースでは特定の色を全て消すことが可能です。

最初のほうは簡単

知っている人がどの程度いるかわかりませんが、ゲームのシステムとしては「ポコパン」と「ツムツム」を足したような印象です

ツムツムとの違いは時間制限はなく、手数の回数制限があることでしょう。

遊び方はピースの位置を入れ替えていくだけなので、難しい操作もなく誰でも楽しめるように出来ています。

「難しい」モードの24面

ステージをクリアしていくと当然ながら難易度も高くなり、簡単にはクリアできないステージも出てきます。

とはいえ、考えながら進めていけば、お助けアイテムを使わなくてもクリアできるように調整されているので、程よい難易度です。

プレイしているといつの間にか1時間くらいは経過しているので、ハマるといつまでも続けてしまう点には注意しましょう!

おじねこの良い点

おじねこの良い点は次のポイントです。

おじねこの良い点

  • 操作が簡単
  • キャラがデフォルメされていて可愛い
  • 原作を知らなくても楽しめる
  • データ容量が軽い

操作が簡単

パズルは簡単操作

パズルは同じ色のピースを3つ以上繋げるだけで、スワイプするだけの非常に簡単な操作です。

色も見やすいので直観的な操作で楽しめるため、アクションのような要素は一切ありません。

手数の制限には注意が必要ですが、よほど難しいステージでもない限りは直感的にピースを扱ってもクリアできます

小さい子どもでもすぐに遊べるようになっているので、子どもに遊ばせるにもおすすめです。

キャラがデフォルメされていて可愛い

イラストは温かみのあるデフォルメキャラ

原作「おじさまと猫」のイラストは渋いイケメンのおじさまと可愛いふくまるが印象的ですが、ゲームではデフォルメの可愛いキャラで表現されています。

色合いも温かみを感じさせるイラストですから、見ていて落ち着く印象です。

ストーリークリアやイベントクリアでアバターももらえるので、見た目をカスタマイズできる点も良いところです

ただし、全編を通してデフォルメキャラクターですから、原作のイラストが好きな人には少し戸惑いがあるかもしれません。

原作を知らなくても楽しめる

羽ペンを消費してストーリーを楽しめる

おじねこは原作のストーリーをゲーム内で再現しており、一部ボイス付きになっています。

ストーリーを見るためにはパズルをクリアして「羽ペン」を集める必要はありますが、原作のストーリーを知らない人でも最初から楽しめます

パズルは難しいものも中にはありますが、何度もチャレンジしたり、特殊アイテムを利用すればクリアできるので色々試してみましょう。

ストーリーはハートフルストーリーがメインですから、見ていてほっこりするものばかりです。

おじねこファンではない人でも、一度プレイしてストーリーを観てみる価値はあります!

データ容量が軽い

おじねこのゲームデータはアプリサイズが291MB、ユーザーデータが282MBですから、合わせても600MB未満の超軽量ゲームです

近年のアプリゲームはゲームデータが2~3GBが普通で、重いものでは5GBを超えるものも多いです。

しかし、おじねこに関しては驚異の573MB、キャッシュを含めても600MBには到達しません。

スマホのストレージがぎりぎりになっている人でも、おじねこはとても軽いのでインストールできるでしょう。

また、ゲームデータが軽いこと、ゲーム自体に高度なグラフィック処理がないためサクサク動きます。

手軽に楽しめて、データ容量も小さいおじねこは優れたアプリだと思います。

おじねこの気になる点

おじねこで少し気になった点を紹介します。

見出し(全角15文字)

  • パズル画面を縦向きにする機能
  • スマホだと小さすぎて誤操作しやすい

パズル画面を縦向きにする機能

おじねこはストーリーやホーム画面では横向きを基本にしており、パズルも初期設定では横向きで開始します。

気になった点は、設定画面で「パズル画面は縦向きにする」という設定があることです

これは普段横持ちの状態でプレイしますが、パズルモードの時だけ縦持ちの状態にする設定です。

先ほど説明したとおり、おじねこは基本的に横向きのUIで設計されているため、パズルの時だけ縦持ち画面になるのは違和感があります。

なにより、パズルの時だけ縦に持ち替えるのはユーザーからすると余計な手間です。

設定で横向きにしておけば関係のないことですが、何のために縦向きにする設定があるのかは謎でした。

スマホだと小さすぎて誤操作しやすい

次に気になった点はパズル画面で操作する際、スマホの画面ではピースが小さいため誤操作しやすい問題です。

タブレットでやるなら問題にならないでしょうが、成人の指の大きさでは時々押し間違いをしやすい点が気になります

アクション性のあるゲームではないため、誤操作はほとんど問題にはなりません。

ですが、どうしてもプレイ中に間違えて消してしまうことがあり、その点は少し気になりました。

対策としてはタッチペンを利用すれば、押し間違いは減るのではないかと思います。

さいごに

子ども向けのゲームだったのかもしれませんが、おじねこは非常に面白いゲームという印象でした。

操作感も悪くなく、パワーアップピースを使用すると画面内のピースを一気に消せる爽快感もあります。

原作ファンでなくても楽しめるようにストーリーもまとめられており、誰でも気軽に楽しめる完成度の高い作品でした

最近のスクエニはFFやニーアなどのアプリではややコケている印象があったため心配しましたが、おじねこについてはその心配はなかったようです。

とにかくゲーム容量が軽いので、Wi-Fi下でなくても気軽にダウンロードでき、1ステージも1~2分ほどで終わります。

すき間時間に楽しめるのは、まさにスマホアプリとして良作と言えるでしょう。

「おじさまとねこ~スーパーミラクルパズル~」に興味が出てきた人は、ぜひ一度自分でプレイしてみてください。

ストーリーもパズルも、どっちもハマるはずですよ!

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